モルタルデコ造形とは セメントと砂を混ぜた「モルタル」を使って、壁面やオブジェ、プランターなどに立体的なデザインを施す技法です。温かみのある手作りの質感と、年月を重ねたような風合いが魅力で、店舗の装飾やガーデンデザイン、室内インテリアにも人気があります
モルタルデコ造形の作り方
1. ベースづくり
スタイロフォームや鉄筋、ワイヤーメッシュなどで形の基礎を作ります。仕上がりのサイズや強度に合わせて、しっかりとした土台を作ることが大切です。
2. 下地モルタルの塗布
セメント・砂・水を混ぜ合わせたモルタルをベースに塗り、全体の形を整えます。厚みを出したい部分は何度かに分けて塗り重ねます。
3. 造形・彫刻
モルタルが固まる前に、ヘラやスパチュラなどを使って細かい形や模様を作り込みます。レンガ風、石積み風、木目調など、デザインによって質感を変化させます。
4. 乾燥・補修
完全に乾くまでしっかりと乾燥させます。乾燥後、ひび割れや欠けがある場合は補修モルタルで整えます。
5. 着色・仕上げ
アクリル絵の具や専用塗料で色を重ね、アンティーク調やナチュラルな質感に仕上げます。防水スプレーやコーティング剤を使用すれば、屋外でも長く美しさを保てます。